ぼくたちの旅ろく

旅や冒険を通して、思ったこと感じたことを素直にお届けするのがこの”ぼくたちの旅ろく”です。あなたの旅や冒険へ出るための”きっかけ”になればと思います。

北極冒険 vol.6

こんにちは!
モトロクのじゅんやです!!


北極の鳥
4月12日。
この日も快晴で風もなく穏やかな中、歩くことに。
2〜3時間歩いたところに川の真ん中に、小高い丘がありました。
よく見ると、そこに微かに動く物が。。。
近づくと、真っ白な雪面の上に、真っ白な鳥が8羽ほどたたずんでいるのが見えました。
その鳥は、雷鳥とのことでしたが、日本の標高の高い、限られた山で見れる雷鳥とは、少し違うようでした。


まずはです。
北極の雷鳥は真っ白で、北極の真っ白な景色と同化するような保護色となっているのです。
食べ物は、わずかに残っている枯れた草の根元をほじくって、根っこを食べているようです。川の中央部の丘は、彼らの餌場だったようでした。


また、北極の雷鳥には人間に襲われる経験が少ないので、われわれが14人の大所帯で近づいても、気にするそぶりはしますがなかなか逃げません。


1年の半分近くを氷や雪で覆われる環境で生きている生き物を見ることができ、少し癒されました!!



氷山
その後、しばらくあるくと完全ににでました。
海に出て4〜5kmほどのところに大型商業施設(ららぽーととか)並の氷山がどっしりと構えていました。
自分たちは、氷山からこぼれ落ちた氷が手に届くところまで近づき、この日のラーメン用と明日の行動用に必要な氷とするため周りに落ちている何千年も前にできた氷を拾っていました。
自分たちが、地球のサイクルで見ると本当にちっぽけだなと思うと同時にすごいものを手にして見ているんだと感動しました。
その氷山から、30分ほど歩いたところでこの日はキャンプすることに。
パチパチと春香昔の空気が氷から弾ける音を聴きながらご飯を食べるといつも美味しいご飯ですが、格別に美味しく感じました!!


北極冒険 vol.5

こんにちは。
モトロクのじゅんやです!!


湖からのスタート
この日は、からのスタート、この辺りの地形は面白いです。
日本の川のように、小川から始まり、それらが集まってどんどん大きな川になっていうのではなく、標高3〜400m程度の位置に湖があり、両対岸に川を作っているのです。



自分は、そんな稀な環境を見ることも、北極冒険にきた一つの動機だったので、実際に見て体験ができてよかったです!!


               ▼ツルツルの湖面▼

※見返したときに、天気の良さに改めて驚きます(笑)


この時は、スキーを履くよりも、ブーツで歩く方がグリップ力があって安定するので、ほとんどのメンバーがスキーをソリに縛りつけ、ブーツで歩行していました。。。


僕はこのツルツル路面が本当にいやでした。
何度も滑っては転んで。。。



ゴツゴツ岩を抜けて
湖を抜けると、ゴツゴツとした岩が露出する急な下り坂エリアになります。
ソリに後ろから、追突されないように注意しながら、岩場を縫うように降りて行きます。
ものすごく勾配が急なエリアは、自分のソリを手繰り寄せ、ソリに跨って滑っていきます。
これが、ちょっとしたアトラクションのようで楽しいです!(一瞬ですが。。。)



お昼過ぎにはそんな難所を抜け、そこからは緩やかな上り下りが続く、開けた谷を抜けました。


みんなのペースが徐々に合ってきこの頃から、みんな北極の環境に体が慣れてきたのか、大きく列が広がることもなく、チームとしてのペースになってきたような気がします。


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この日は、北極の普通とは違う環境を体感できる面白い1日でした!
人がなかなか見れないもの、経験できないことをすることも、この冒険の目的の一つだったので、それを自分の体で体験できてよかったです!

北極冒険 vol.4

もとろくのじゅんやです。
少し間が空いてしまいましたが、北極冒険の続きです。
冒険で思ったこと、感じたことをありのまま綴っています。



北極冒険4日目


本日の天気は快晴。温度はマイナス15度と4日目にしていまだに、奇跡的に天候に恵まれたなか歩く日程が続いております。


この日は、出発してからこれまでで、初めて自分たち以外の人間と会うことができました。
彼らは、カナダ国内の女性自衛隊のチームで、男性のガイド2人と自衛隊の女性が18人の大所帯でした。
言葉がわからないなりに、「自分は日本から来た」「そちらはどこから?」「僕らはパングニタングからクライドリバーまで向かうんだ」
など、言葉がわからないなりにコミュニケーションをかわした。


見ず知らずの人にあっただけなのにこんなに嬉しいとは思わなかった。


彼らと、20分ほどの時間だったが、かなり打ち解けたきがした。。。
やっぱり環境がそうさせるのかな?
みんなと握手をし、写真をとったら、冒険の工程に戻る。🤝


その後は、凸凹と岩がでっぱる川下り。
ソリのコントロールが難しい。
スキーを履いているから、足もうまく運べない中、後ろのソリと、足の踏み場を考え
ながら歩くのは少し大変でしたが、楽しめました!!🎿



この日は、19kmほど歩き、キャンプとなりました。


最後に、この日の写真を。。。
                                   じゅんや


              ▼霧の中を歩くメンバー▼

          ▼霧が晴れたあとのくもりのない景色▼


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